ご相談事例
2013年3月15日 金曜日
成年後見で選挙権喪失は違憲との判決
(日経オンラインより)
「知的障害などで判断能力が十分でない人の財産管理を支援する「成年後見制度」を利用すると選挙権がなくなる公職選挙法の規定は違憲だとして、茨城県牛久市の女性が選挙権があることの確認を国に求めた訴訟の判決で、東京地裁の定塚誠裁判長は14日、違憲と判断、女性の選挙権を認める判決を言い渡した。」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1303L_U3A310C1000000/
実際に、選挙権がなくなるから成年後見は利用できないというご相談を受けたことがあります。
この制度と選挙権の問題は、分離したほうがよいと思います。
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