昨日、中小企業家同友会の経営研究集会に参加してきました。
分科会では、精神科医で産業医もされている平松謙一先生の「会社成功の土台はメンタルヘルス」という発表をききました。
私の周りにも、うつ病で仕事を休んでいる人が何人かいますが、職場でのストレスによるうつ病を防ぐためにできることは何かいう内容のものでした。
防ぐ方法は、一言でいえば「コミュニケーション」なんでしょうが、大切なことは、
1.意思表示をちゃんとすること(こうして欲しい、こうしたい)。
2.相手の話を最後まで聴くこと、耳を傾けること。
なのかなと思いました。
そして、この二つができる「環境」を整えること。
定期的なミーティングとか面談とか。
当たり前のことのようで、難しいですよね。
ちなみに、いま話題になっている「新型うつ」ですが、
平松先生は「一部のマスコミと精神科医が流行らせたもので、うつ病ではない」とおっしゃってました。
いま、うつ病と診断される人が非常に多くなっているけれでも、本当のうつ病(医学的にいう「内因性うつ病」)は全体の5分の1だそうです。
平松先生がおっしゃるには、
「うつ病は、意欲・感情・行動の低下が回復しないのが続き、好きなことや楽しいことへの意欲もなくなる」とのことでした。
なるほど・・・
日本は、うつ病患者に薬を出し過ぎとのお話しもありました。
治療期間において、欧米の3~5倍を出している期間もあるようです。
適応障害のお話しもされていましたが、「新型うつ」はこの病名のほうがしっくりくるなと思いました。
「新型うつ」は、うつ病として薬をガンガン出すような病気ではないのかも。
ストレスの原因がなくならないと、変わらないですよね。
話は変わりますが・・・これも平松先生がおっしゃってましたが、体内の活性酸素が増加すると細胞やDNAを傷つけるそうです。
活性酸素は、病気や老化の原因となるということですよね。
そして、この活性酸素はストレスでも増えるとのことですが、酵素やビタミンがこの活性酸素を除去とのことです。
実は、うちに友人の女性からもらった酵素があります。
美容食品で「いまは酵素がブームなのよ」と言われましたが、「ふ~ん」って感じであまり飲んでませんでした。
飲まなきゃ!!