司法書士飯田ブログ
2012年12月17日 月曜日
選挙に思う
昨日は、六本木ヒルズのクリスマスマーケットに行ってきました。
http://www.roppongihills.com/feature/christmas2012/03.html
クリスマスグッズのショップが並び、ドイツビールやソーセージも売られ、毎年にぎわっています。
気温も暖かく、とても穏やかな空気が流れていました。
クリスマスのイルミネーションや流れるクリスマスソングのせいでしょうか、小さな子供達も多かったけど、はしゃぐ子も泣き叫ぶ子も見当たりませんでした。
木製のクリスマスツリーにおもちゃのトナカイがクルクルと回っていて、それをにこやかに眺める子どもの顔が忘れられません。
さて、選挙の結果が出ましたね。
選挙には行きましたが、正直どこが与党になっても日本が大きく変わるとは思っていません。
また、日本がどう変わったとしても、私は自分の選択と責任で生きていくので構いません。
「政治がダメだ」とか「あいつが悪い」とか、他者の批判を繰り返す大人が多いですが、大人は自分で人生の選択ができるのです。
そういう考え方もあり、今まであまり政治のこと考えなかったのですが、子供たちを見ていて「この子たちは守ってあげなきゃいけないなあ」と思いました。
やはり、もう少し教育や福祉に力を入れた方がいいと思います。
ベネズエラに「エル・システマ」という音楽教育システムがあります。
先日、NHKでも放送されていましたが、これは政府支援のもとに子どもたちに無償で楽器と音楽指導を提供する教育システムです。
http://www.nhk.or.jp/ichiban/backnumber/b01/index.html
ベネズエラ国内に285の教室があり、およそ33万人の子どもたちが通っているそうです。すごいですね。
子どもたちは、演奏技術だけではなく、音楽体験を通じて、忍耐力・協調性・自己表現力等の社会性を身につけられるとして、現在世界中で注目されているようです。
私も、学生時代からオーケストラで楽器を演奏していますが、オーケストラでは音楽以上に社会性を学んだと思います。
今日までの生活より、低い水準を求める人間はいません。
小さいころに高い水準を与えてあげれば、社会全体の水準が上がるはずです。
子どもにお金をかけてあげてください。
日本復活の鍵は「教育」にあるはずです。
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