司法書士飯田ブログ
2013年2月12日 火曜日
意外な「くせ者」
不動産登記に「登記名義人変更登記(名変登記)」というのがあります。
登記簿上の所有者や担保権者の住所や氏名(法人は所在地や商号)が変ったときにする手続きです。
単純な登記のようで、意外な「くせ者」。
通常、名変登記を単独ですることは滅多にありません。
引越しして「名変登記もしなきゃ!」なんて思う人はほとんどいないので。
不動産を贈与や売買して所有権の移転登記をするとき、お金を借りて抵当権の設定登記をするときに一緒に名変登記もします。
でも、ごく稀に、名変登記を見落とすことが。
名変登記を見落とすと、一緒にやった所有権移転登記や抵当権設定登記もやり直すことになります。
そんな「くせ者」なので、こんな本が売られてたりするのです。
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