司法書士飯田ブログ
2012年11月29日 木曜日
70円切手
今朝、官報が届きました。
いま扱っている案件に関する記事が掲載されたものが送られてきたのです。
会社は、合併をするときにその旨を官報に掲載します。
合併は、会社の財務内容が大きく変わるので、取引先等の債権者にも影響を及ぼします。
債権者から個別に了解を取っていると時間と手間がかかるので、官報に「合併します」と掲載します。
決められた期間内(最短で1ケ月)に異議が出なければ、債権者が合併を承認したものとみなされます。
そんな仕事をしているので、時々官報は見ていたのですが。
滅多に見ない「70円切手」が貼られていることに、気づきました。
その下を見ると「第三種郵便」という印刷が。
調べてみると、以下のとおりでした。
【第三種郵便物】
「第三種郵便物は、国民の文化向上に資する定期刊行物の郵送料を安くして、購入者の負担を減らすことで入手の便を図り、社会・文化の発展に役立つことを目的としたものである。」
(ウィキペディアより)
そんなのが、あったんですね。
70円という料金、料金体系をみると、
「毎月3回以上発行する新聞紙1部または1日分を内容とし、発行人または売りさばき人から差し出されるもの」
⇒「50g以内40円(さらに50gごとに+6円、上限1kg以内)」だとのこと。
この官報は、251~300グラムだったんですね。
官報トリビアでした。
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